SEO
ブログでSEOを始める前のチェックリスト【保存版】
この記事は「これからブログでSEOを始める人」が最初に整えるべきことを、迷わず進められる順番でまとめたチェックリストです。すべてGoogle公式ドキュメントに準拠しています。
目次
0. 目的・計測の土台(着手前に5分で確認)
- 検索で何を達成したいかを一文で定義(例:問い合わせ・資料DL・メール登録)。
- コンバージョン(CV)を計測できる状態か(フォーム送信・電話クリック等をGAで計測)。
- Search Console(GSC)にサイトを登録し、サイトマップを送信。公開後の露出・インデックス状況はここで追います。
1. 技術の必須チェック(インデックスされる“土台”)
- HTTPS化(常時SSL)。
- 正しいrobots.txt:全体ブロックや重要ディレクトリの誤ブロックがないか。robots.txtでは“非公開化”はできない点も理解(必要ならnoindexや認証で制御)。
- XMLサイトマップを設置し、GSCから送信。robots.txtにもSitemap行を追記。
- モバイル対応(レスポンシブ)。Googleはモバイル中心でコンテンツを評価します。
- URL設計:英小文字・ハイフン区切り・意味が分かる短さ。後からの変更は301が必要。
- 正規化(canonical)と重複対策:同一内容のURLが増えないよう基本方針を決める。
- noindexの使い分け:タグだけの薄い一覧、検索結果ページなど“出す必要のないページ”はnoindexで制御。
なぜ大切?
検索は クロール → インデックス → ランキング の順で進みます。まず “見つけてもらい”“登録される”状態を作ることが第一です。
2. ページ体験(Core Web Vitals:まずINP/LCP/CLS)
- INP(応答性):ボタンやメニューの反応が遅くないか(2024年にFIDの後継として正式化)。
- LCP:ファーストビューの主要要素が素早く表示されるか。
- CLS:読み込み中にレイアウトがガタつかないか(画像や広告枠にサイズ指定)。
- 画像最適化:サイズ・圧縮・遅延読み込み、ヒーロー画像は優先読み込み。
- 不要スクリプトの削減:重いウィジェットや未使用ライブラリを外す。
まずは PageSpeed Insights/GSCのCWVレポートで現状を確認 → 気になるページを優先改善。 INPは体感に直結するので、改善対象を1つずつ潰すのがおすすめです。
3. 情報設計と信頼性(人を第一に)
- People-first:検索する人の課題に、実用的に答える構成(結論→理由→手順→例→FAQ)。
- E-E-A-Tの開示:著者プロフィール、実体のある運営者情報、連絡先、会社情報ページを整備。
- ポリシー準拠:スパム行為(キーワード詰め込み・自動生成の乱用・寄生型掲載など)はNG。
- AI活用の方針:AIは“下書き支援”に活用し、人が検証・編集することを明示。
4. 投稿テンプレ(1記事1テーマの基本セット)
- タイトル:検索意図に即した“結果が分かる”文言。
- 導入:この記事は“誰の・どんな悩み”を解決するのかを明記。
- 見出し(H2/H3):手順・要点・失敗回避・FAQの順で流れを作る。
- 画像のalt:内容を補足する説明をテキストで。
- 構造化データ(Article):基本プロパティをできるだけ埋める → リッチリザルトテストで検証。
- 内部リンク:関連ガイド・用語集・サービスページへ“次の一歩”を明示。
- CTA:資料DL/相談/関連記事へ。スクロール後も見つけやすく。
5. 公開〜30日の運用ループ(最短で“手応え”を出す)
- GSCでインデックス確認:URL検査→インデックス登録リクエスト。
- 7〜14日でCTRを点検:タイトル・メタ説明を軽微に改善(クリックを取りに行く)。
- 内部リンクの追い足し:公開済み記事から新記事へもリンクを張る(双方向)。
- 体験の小改善:画像の圧縮・フォント最適化・不要JS削除でINP/LCPを1つずつ改善。
6. 迷いやすい“NGと注意点”
- 広告を出せば自然順位が上がる → 上がりません(検索は自動ランキングシステム)。
- 文字数を増やせばいい → 重要なのは検索意図への的確な回答。冗長はマイナス。
- robots.txtで非公開化 → 検索結果から確実に除外したいページはnoindexや認証で。
- 構造化データを入れれば必ず表示強化 → 表示は保証されません(ガイド準拠+内容の品質が前提)。
7. 最初の10記事の“勝ちパターン”サンプル
- 用語超入門(例:「SEOとは?」)
- 仕組みの基礎(クロール・インデックス)
- GSCの始め方(登録〜サイトマップ送信)
- タイトル・メタの作り方
- 検索意図の読み方
- 画像のaltとサイズ最適化
- 内部リンクの基本
- Core Web Vitals入門(INPをやさしく)
- よくある勘違い(NGまとめ)
- 初心者向けチェックリスト(本記事の要約版)
こうした“基礎×実務”の記事群は、検索の評価軸(技術・有用性・体験)とファネル(学習→実践→相談)にフィットします。
付録:コピーして使える1ページ版チェックリスト
技術
- HTTPS/モバイル対応/404・301整備
- robots.txt誤ブロックなし/XMLサイトマップ送信済み
- URL設計/canonical/noindexの運用ルール
体験(CWV)
- INP(応答性)・LCP・CLSをGSC/PSIで確認 → 改善タスク化
コンテンツ
- 1記事1テーマ/導入で悩みを明示/見出し構造
- 画像alt/Article構造化データ/CTA/内部リンク
ガバナンス
- スパム回避(キーワード詰め込み、寄生、量産の乱用なし)
- AIは“ユーザー有用性”を基準に、人の編集・検証を前提に使用
運用
- GSCでインデックス確認/7〜14日でCTR改善ループ
まとめ:正攻法で“早く、迷わず”始めよう
- Search Essentialsの技術要件・ベストプラクティス・スパムポリシーに沿って土台を作る。
- How Search Works(仕組み)を理解し、インデックス→露出→CTR→体験の順に改善を回す。
- 体験はINP/LCP/CLSから。Article構造化データと内部リンクで“伝わる・届く”記事に。