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2024.08.27

GA4とUAの違いを解説!対応指標・定義も紹介!

GA4とUAの違いを解説!対応指標・定義も紹介!

「Googleアナリティクスは使っているけど、GA4とUAの違いがよくわからない…」そんな悩みをお持ちのあなたへ。

この記事では、GA4とUAの違いを徹底的に比較解説します。対応する指標や定義、測定軸、計測方法の違いに加え、セッション定義、離脱率、コンバージョン数といった重要な項目についても詳しく解説します。
さらに、UAの数値をGA4で確認する方法も紹介します。具体的な事例を通して、GA4とUAの違いを理解することで、より効果的な分析と改善につなげましょう。

後半では、GA4とUAの比較まとめも掲載しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。

GA4とUAの違いを徹底比較

Google Analytics 4(GA4)は、従来の Universal Analytics(UA)と比較して、セキュリティとプライバシー保護の強化、ユーザー行動の多様化への対応など、さまざまな点で進化した分析ツールです。GA4では、ユーザーのウェブサイトやアプリでの行動をより深く理解し、分析できるようになり、マーケティング活動の効率性と効果を高めることが期待できます。

GA4とUAの測定軸と計測方法の違い

Googleアナリティクスの最新バージョンであるGA4と、以前のバージョンであるUA(Universal Analytics)は、測定軸と計測方法という重要な点で大きな違いがあります。UAは、ウェブサイトへの訪問をセッション単位で分析し、ページビューなどの指標に基づいてウェブサイトのパフォーマンスを測定していました。一方、GA4は、ユーザーの行動をイベント単位で追跡し、ユーザー全体のパフォーマンスを測定します。これは、ユーザーがウェブサイトでどのような行動を起こしているのか、より深く理解することを可能にします。

項目 UA GA4
測定軸の違い ページビュー、セッション ユーザーの行動
計測方法の違い セッションを中心とした計測 イベントを中心とした計測

 

GA4とUAにおけるセッション定義の違い

Google Analytics 4(GA4)とUniversal Analytics(UA)では、ユーザーの訪問単位を表すセッションの定義が異なります。そのため、両ツールでセッション数が異なる場合があります。

項目 UA GA4 影響
セッションの長さ ユーザーが最初のページを表示してから最後のページを表示するまでの時間 ユーザーが最初のイベントが発生してから最後のイベントが発生するまでの時間 GA4ではセッション時間が長くなる傾向があります。
セッション最長の長さ 24時間 制限なし GA4ではセッション時間が長くなる傾向があります。
別セッションになるためのヒット間隔 デフォルトでは30分ですが、管理画面で1分〜4時間の範囲で変更可能です。 デフォルトでは30分ですが、管理画面で5分〜7時間55分の範囲で変更可能です。 設定を変更した場合、両ツールでセッション数が異なる場合があります。
流入元が変わった場合のセッションの挙動 新しい流入元からアクセスがあった場合は、新しいセッションとしてカウントされます。 新しい流入元からアクセスがあっても、新しいセッションとしてカウントされません。 GA4ではセッション数が少なくなる傾向があります。
日をまたいだ場合のセッションの挙動 日付が変わった時点で、セッションが終了し、新しいセッションとしてカウントされます。 日付が変わった場合でも、セッションが終了せず、同一セッションとしてカウントされます。ただし、訪問回数は日ごとに1ずつカウントされます。 GA4ではセッション数が少なくなる傾向があります。
日またぎのデータ送付に対する処理 4時間以内のデータを処理します。 72時間以内のデータを処理します。 GA4ではセッション数が増える傾向にあります。

 

GA4とUAの離脱率の違い

Google Analytics(GA)のバージョンアップに伴い、従来のUniversal Analytics(UA)からGoogle Analytics 4(GA4)に移行が進んでいます。GA4では、離脱率の計算方法が変更されたため、UAと比較して離脱率の数値が大きくなる傾向が見られます。UAではページビューを分母としていましたが、GA4ではセッションを分母として計算されます。具体的にセッションを例に挙げながら、UAとGA4の離脱率の違いについて解説します。

以下の3つのセッションがあったとします。

・ページA⇒ページB⇒ページC
・ページA⇒ページB⇒ページC⇒ページA
・ページC⇒ページB⇒ページA

UAにおけるページAの離脱率は、ページAが最後に閲覧された回数(2回)をページAのページビュー数(4回)で割った値、つまり50%となります。
一方、GA4におけるページAの離脱率は、ページAが最後に閲覧された回数(2回)をページAが存在するセッション数(3回)で割った値、つまり66%となります。

GA4とUAのコンバージョン数の違い

Googleアナリティクス(GA)のバージョンアップに伴い、従来のUniversal Analytics(UA)からGoogleアナリティクス4(GA4)に移行する企業が増えています。GA4では、セッション中のコンバージョンカウント方法がUAと異なります。UAでは、1つのセッションで複数回のコンバージョンが発生した場合でも、コンバージョン数は「1」とカウントされていました。しかし、GA4では1つのセッションで複数回のコンバージョンが発生した場合、その回数分だけコンバージョン数がカウントされます。そのため、GA4ではコンバージョン数がUAよりも増える傾向が見られます。

例えば、1つのセッションで3回のコンバージョンが発生した場合、UAではコンバージョン数は1回ですが、GA4ではコンバージョン数は3回となります。

・ページA⇒コンバージョン ⇒ページB⇒コンバージョン ⇒ページC ⇒コンバージョン

このコンバージョンカウント方法の違いは、コンバージョン率にも影響を与えます。GA4では、コンバージョン数がUAよりも多くなるため、コンバージョン率も高くなる傾向があります。そのため、GA4に移行する際には、このコンバージョンカウント方法の違いを理解しておくことが重要です。

UAの数値をGA4で確認する方法

GA4で確認できる指標は、従来のUAと大きく異なります。従来のUAでは、ウェブサイトへの訪問に関する指標が中心でしたが、GA4ではユーザーの行動やエンゲージメント、収益に関する指標に重点が置かれています。

従来のUAで見ていた指標をGA4でどのように確認できるのか、具体例を交えて説明します。
GA4では、ユーザーがウェブサイトとインタラクションした際にセッションが発生します。例えば、ユーザーがウェブサイトにアクセスし、複数のページを閲覧したり、動画を再生したり、フォームを送信した場合、これらは全てGA4ではセッションとしてカウントされます。

従来のUAでは、ページビューはページの表示回数でカウントされていましたが、GA4ではページの閲覧回数としてカウントされます。つまり、ユーザーが同じページを複数回閲覧した場合、GA4では閲覧回数分だけページビューとしてカウントされます。

GA4では、収益はウェブサイトからの売上金額に加えて、広告収入や会員費などのその他の収益もカウントされます。従来のUAでは、ウェブサイトからの売上金額のみが収益としてカウントされていました。

従来のUAでは、ユーザーはウェブサイトにアクセスした個人を指していましたが、GA4ではウェブサイトとインタラクションした個人を指します。例えば、ユーザーがウェブサイトにアクセスしてアカウントを作成したり、商品を購入したり、問い合わせを送信した場合、これらは全てGA4ではユーザーとしてカウントされます。

ユーザー>概要で確認していた指標

Googleアナリティクス4(GA4)では、さまざまな指標を分析することで、ウェブサイトのパフォーマンスを詳細に把握することができます。ユーザーの行動やウェブサイトの利用状況を理解するために、多くの指標が用意されていますが、それぞれの指標を確認する場所は異なります。

本記事では、GA4で確認できる主要な指標とその確認場所について、具体的な手順を交えながら解説します。探索機能を使わずに、必要な指標を効率的に見つける方法を学んでいきましょう。

・ユーザー
・新規ユーザー
・セッション
・ユーザーあたりのセッション数
・ページビュー数
・ページ/セッション
・平均セッション時間
・直帰率

これらの指標は、ウェブサイトの利用状況を多角的に分析する上で欠かせないものです。それぞれの指標がどのような意味を持つのか、具体的な確認方法と共に詳しく見ていきましょう。

セッション計測の違いとは?

ユーザー、セッション、平均セッション時間

Googleアナリティクス4(GA4)では、ウェブサイト全体のパフォーマンス指標を把握することができます。たとえば、サイト全体のユーザー数、トラフィック、平均セッション時間は、「ライフサイクル > 集客 > トラフィック獲得」セクションで確認できます。GA4における平均セッション時間は、セッションあたりの平均的なユーザーエンゲージメント時間を表しています。

新規ユーザー

Google Analytics 4(GA4)では、新規ユーザーのデータは「ライフサイクル」セクションの「集客」カテゴリの「ユーザー獲得」レポートで確認できます。

ページビュー

Googleアナリティクス(GA4)では、従来のUniversal Analytics(UA)で確認していたページビューは、「エンゲージメント > ページとスクリーン」で確認できます。GA4ではページビューは表示回数として計測されます。
さらに、各ページへのアクセス状況をページパスで確認したい場合は、表示項目を「ページパスとスクリーンクラス」に変更することで、UAと同様にページパスでの確認が可能です。

ユーザーあたりのセッション数、ページ/セッション、直帰率

ウェブページと画面の構成を変更することで、ユーザーの行動に関する重要な指標、セッション数、ページビュー数、直帰率を分析することができます。

・画面右上の「ライフサイクル > 集客 > ユーザー獲得」セクションで、カスタマイズアイコンをクリックしてください。
・表示されるレポートデータの指標リストから「指標を追加」ボタンをクリックします。
・「ユーザーあたりのセッション数」、「セッションあたりのページビュー数」、「直帰率」を指標リストに追加します。
・設定が完了したら、画面右下の「適用」ボタンをクリックしてください。

上記の手順に従うと、選択した指標が一覧に表示されます。指標が表示されたことを確認したら、画面右上の「保存」ボタンをクリックして設定を保存してください。

離脱率

離脱率は、探索レポートのデータから算出できます。指標となる離脱数は、探索レポート内に掲載されており、表示回数と組み合わせて計算されます。具体的な計算式は、離脱数を表示回数で割ることで算出されます。

GA4とUAの比較まとめ

GA4は、従来のGoogleアナリティクス(UA)に代わる次世代の分析プラットフォームです。この記事では、GA4とUAの測定軸や計測方法、セッション定義、離脱率、コンバージョン数の違いを詳しく解説しました。さらに、UAの数値をGA4で確認する方法もご紹介しました。GA4を活用することで、ユーザー行動をより深く理解し、効果的なマーケティング施策を展開することができます。

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